発売されてから常に販売ランキングの上位にランキングされている日産ノートですが燃費が気になる方も多いと思います。
今回はノートの燃費情報について検証していきたいと思います。
日産ノートの燃費はどうなのか!?
引用:https://gazoo.com/impression/w0000139715.html
日産ノートはガソリンエンジンとe-POWERという2種類のパワートレーンを持っていますがそれぞれの燃費を調べてみました。
e-POWERのカタログ燃費はJC08モードで34〜37.2km/Lとなっています。
1.2Lスーパーチャージャーのカタログ値の燃費はJC08モードで26.2km/Lとなっています。
1.2Lガソリンエンジンのカタログ値はJC08モードで23.4km/Lとなっています。
e-POWERはジャンルとしては電気モーターで走行する電気自動車ですが、コードをつないでの充電が必要ありません。
リーフなどのEVでは走行用バッテリーに充電する必要があり、満充電にするまでに急速でも30分かかります。
e-POWERの場合はガソリンエンジンを充電専用とし、バッテリーの電気が少なくなってくると自動的にエンジンを回して充電してくれますから、今まで通りに燃料はガソリンを給油するだけになります。
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ですからバッテリーが消耗しなければ充電の必要が少なくなり、燃費は良くなるわけですね。
つまり街中をモーターな負荷をかけずに走行する時はあまりバッテリーを消耗せず、登り坂や高速走行の時などは消耗すると言えます。
特にヒーターを使用する冬季は1番バッテリーを消耗しますからe-POWERの燃費にとっては厳しいシーズンと言えそうです。
e-POWERでもガソリンエンジンでも省燃費の条件はそれほど変わりないのですね。
燃費の良し悪しは様々な条件に左右されます。
当然、排気量が大きければガソリンを大量に使用します。
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排気量が小さくともエンジンの燃焼効率が悪ければ潜在的な燃費性能は低下します。
つまりパワートレーンの燃費性能にプラスしてドライバーの運転テクニックが高ければカタログ値に近い燃費性能を出す事ができると言えます。
e-POWERの場合はバッテリーの関係でかなり気温にも左右されますがガソリンエンジンは乗り方が燃費を左右します。
特にストップアンドゴーが中心となる市街地では丁寧なアクセル操作が必須になってきます。
常に意識する事で月間では少ない数値であっても年間に換算すると大きい数値になってきます。
アクセル操作をラフにする習慣が抜けないと燃費だけでなくクルマの耐久性の面で厳しい結果になりがちですね。
日産ノートの実燃費と燃費確認した情報を紹介
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ここまでは日産ノートの燃費情報についてお知らせさせて頂きました。
ここからはノートの実際に走っている方の実燃費情報を検証してみたいと思います。
購入したクルマを実際に走らせるとカタログで見た燃費の数値よりも下回る事がほとんどです。
日産ノートもカタログ値ではかなり良い燃費でしたが実際に乗っている方の燃費がどうなっているのが調べてみました。
e-POWERの実際に乗っている方の燃費は22km/Lという方の声が大いという結果になりました。
1.2Lスーパーチャージャーの実際に乗っている方の燃費は16km/Lという方の声が大きいという結果になりました。
1.2Lガソリンエンジンの実際に乗っている方の燃費は17km/Lという方の声が大きいという結果になりました。
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ノートにはエコモードがあり、使用しながら走行するとパワーは少なくなりますが燃費は2〜3km/L程は良くなるようです。
ですが乗り方によってはカタログ値よりもかなり下回ってしまう方もいるようですがどこで差がついてしまうのでしょうか。
燃費とは様々条件での燃料消費率の平均ですから、燃料を多く消費する条件を調べてみました。
高速走行は燃料を消費しがちだと思われますが制限速度付近で走行していると、平地ならば殆どアクセルを踏む必要がありません。
発進加速や登板走行は最も燃料の消費が激しいシチュエーションとなります。
アクセル開度を必要以上に大きく取れば燃費は悪化していきます。
街中の発進停止が繰り返される場面でラフな操作が繰り返えすよりは、出来るだけソフトにジワリと踏む事を心がけるだけで燃費は改善されるでしょう。
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登板車線では致し方ありませんが、カーブを曲がる時にも必要以上に早いスピードで曲がるのではなく、ゆっくりとしたスピードを心がければ数値は良くなります。
高速道路でも追い越しなどを頻繁に行うよりも走行車線を制限速度で一定に走行する事で相当な燃費を稼ぐ事が可能です。
ノートにはガソリンエンジンでもe-POWERでもエコモードが実装されていますが、自動的にアクセル開度を少なくコントロールしてくれるので、意識しなくても省燃費走行ができる事になっています。
エンジンをオフにするとエコモードもオフになりますからイグニッションをオンにする度にエコモードスイッチを入れ直さなくてはなりません。
意識したアクセル操作が苦手な方は常にエコモードスイッチを入れる事を習慣にしておくと良いでしょう。
日産ノートの燃費はどの程度向上していっている?
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ここまでは日産ノートの燃費情報や実燃費情報についてお知らせさせて頂きました。
ここからはノートの燃費向上についての情報を検証していきたいと思います。
e-POWERの登場によって電気自動車の時代が近づいてきました。
現行型ノートでもガソリンエンジンモデルは未だコストパフォーマンスもよく、人気になっています。
ノートは2005年に初代が発売された時点では1.5Lエンジンでした。
燃費はカタログ値で18.2km/Lですから最初からそこそこの良い数値を出していましたね。
息の長いモデルとなり、2012年に2代目となる現行型になってから6年が経過しています。
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コンセプトは初代と変わりませんがパワートレーンは1.5Lから1.2Lの3気筒にダウンサイジングされ、スーパーチャージャー付きミラーサイクルエンジンも搭載されました。
燃費は26.2km/Lにまで向上し、ドライバビリティのリファインも行われています。
その後はnismoブランドを活用したスポーティモデルも追加発表され、バリエーションが増えました。
ノートnismoはロープロファイルタイヤを履くなど燃費を追求したモデルではありませんが、それでも22.2km/Lを記録しています。
同クラスのアクアやフィットはハイブリッドを搭載してランニングコストでは不利になってきました。
アクアやフィットはカタログ値ですが30km/Lを軽く超えるなどノートにも追加モデルの必要性が出てきます。
そこで登場してのがノートe-POWERでした。
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エクステンダーハイブリッド方式は現在ではBMWのみが採用しており、日産でも2018年12月現在ではセレナにe-POWERが追加されているのみです。
最も燃費を向上させるために有効なのが車体の軽量化ですが、ノートは細かな部分までこだわって車体を軽くしてきています。
エンジンをリファインするよりも有効ですがやり過ぎてしまうと耐久性に影響が出てしまうのでバランスが大切になってきます。
e-POWERでは駆動用バッテリーが重いのが課題ですが必要以上に大きくしすぎずに上手いバランスを取ってきました。
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今後は発電用エンジンを軽量化して、バッテリーとのパワーバランスを工夫する事で技術の革新が行われてくる事だと思われます。
モーター駆動の圧倒的パフォーマンスはハイブリッドにはない点で、ノートe-POWERの人気ぶりは経済性と走行性能のレベルアップが要因だと言えそうです。
→日産ノートの燃費や実燃費についてはこちらでも詳しく紹介しています!