ワンボックスミニバンとしてロングセラーを続けているトヨタノアですが、安全装備が気になる方も多いのではないでしょうか。

今回はトヨタノアの安全装備を中心に検証していきたいと思います。

トヨタノアは運転しやすいのか?

引用:https://toyota.jp/noah/safety/?padid=ag341_from_noah_navi_safety

ノアは一見すると大きく感じるかもしれませんが、一部のグレードを除いて5ナンバーサイズになっています。

全長も4700mm程度ですから特別に大きいサイズでもありません。

ではなぜ大柄に感じるのかといえば1800mmの全高だからです。

ここさえ理解していれば運転するのにさほど構える必要はないでしょう。

車体はスクエアで天井が高いために後方確認はしやすいという声が多いです。

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全幅は5ナンバーいっぱいのサイズですが都会の狭い住宅街で大きすぎて持て余すことはないでしょう。

ホイールベースがやや2800mmを超えてやや長めですがオーバーハングが短いですから小回りに苦労する事もなさそうです。

軽自動車からの乗り換えなどの場合は不安になってしまうかもしれませんが、角が四角い車体は思ったよりもクルマの感覚が掴みやすいので駐車場に入れる時もそんなに不安に思う程でもありません。

オプションでマルチビューバックガイドモニターをつければバックモニターに映る画像がワイドになり、とても確認しやすいです。

加えて車両後方を上からも映し出して確認できますから、安全確認が万全になりますね。

それでも不安な方はコーナーセンサーをオプションで取り付けるのがおススメです。

前後のバンパーの角にセンサーが取り付けられ、障害物が近づくとその距離に合わせてアラームが段階的に変化して知らせてくれるというものです。

引用:https://toyota.jp/noah/safety/?padid=ag341_from_noah_navi_safety

これだと目視しなくても音で確認できますから、人によってはバックモニターよりも重宝するという方もいる程です。

ハイブリッドは何か特別な操作が必要で不安な方もいるかと思いますが普段の操作はガソリン車と全く同じです。

機械的な制御は全てハイブリッドシステムが行なってくれますから、普通通りにガソリンが減ってきたらスタンドに行って給油するだけです。

車体が多いのにスタンドに行く回数が少なくで反対に驚くかもしれませんね。

アイドリングストップしてから走行中にエンジンがかかるのは言われて気がつくくらい静かで、メーターに映るモニターで今はどの状態に制御されているのかが確認できます。

ノアは万人向けに作られていて、普通に乗るのにはこれほど運転しやすいクルマはないほどですから安心してカーライフを送って欲しいですね。

トヨタノアの安全はどうなのか?自動ブレーキの効きは?

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ここまではトヨタノアの運転しやすさについてお知らせさせて頂きました。

ここからはノアの自動ブレーキを中心に安全装備について検証してみたいと思います。

ノアに搭載されている自動ブレーキを含めた衝突回避支援パッケージをトヨタセーフティセンスと呼びます。

発生の可能性が高い3つの事故に対応する安全装備をパッケージにしたものです。

フロント部分に搭載されたレーザーレーダーと単眼カメラを併用したセンサーと総合的な制御によって事故を回避して、衝突の被害を軽くすることができます。

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いわゆる自動ブレーキであるプリクラッシュセーフティはまえを走っているクルマをレーザーレーダーと単眼カメラで捉えて、衝突が予測された時はブザーとディスプレイで警告し、ブレーキの踏力をアシストしてそれでも間に合わない場合は自動ブレーキが作動します。

レーンディパーチャーアラートは道路の白線を単眼カメラで検知し、ドライバーが車線から逸れようとする危険を察知した場合はブザーとディスプレイの両方で警告します。

オートマチックハイビームはハイビームとロービームを自動で切り替えることが可能でることができ、切り替えの忘れを防止する他に夜間の歩行者を早く視認することができます。

先行者発見防止機能は前のクルマの発進を知らせてくれ、そのままで気がつかない時はブザーで知らせてくれます。

ここまでのシステムがトヨタセーフティセンスと呼ばれている衝突回避支援パッケージの内容になります。

安全機能はその他にも急発進や急加速を抑えるドライブスタートコントロールはシフトの操作ミスによる暴走を抑えることができます。

自動ブレーキを中心とした先進安全機能は各メーカーで構成が異なっており、センサーの方式も赤外線、ミリ波レーダー、カメラと複数の方法がありますがトヨタの場合はこのうちのレーダーとカメラを併用した方法となり、コストはかかりますが今のところ最も感度が高い方式を採用しています。

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しかし、どの速度でも動作するわけではありませんから、過信は禁物ですね。

これからも検出方式は進化していくでしょうし、制御方法も精密になっていきますが操作するのは人間ですから無謀な運転は控えたいものですね。

日産セレナには設定されている前者を追従する機能はノアには搭載されておらず、次回の設定が望まれるところです。

自動ブレーキを搭載しているクルマは自動車保険の割引も効くようになってきていますから積極的に選択していきたいですね。

トヨタノアの横滑り防止機能の性能を知りたい!

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ここまではトヨタノアの運転しやすさや自動ブレーキに関する情報をお知らせさせて頂きました。

ここからはノアの横滑り防止装置について検証してみたいと思います。

ノアには先進安全機能が豊富に装備されています。

横滑り防止装置もその内の1つですがどういうものなのでしょうか。

引用:https://toyota.jp/noah/safety/?padid=ag341_from_noah_navi_safety

S-VSC:Steering-assisted Vehicle Stability Controlはステアリング制御、ブレーキ制御、駆動力制御を協調して制御しています。

滑りやすい路面でコーナリングする時にクルマの挙動が安定する方向にステアリング操作を制御して、走行安定性と操縦性をアシストします。

ガソリン車の4WDモデルにはステアリング制御、ブレーキ制御、駆動力制御、4WD制御が総合的に制御しあって滑りやすい路面でも乾いた路面でも最適に車両をコントロールします。

Bi-Beam LEDヘッドランプは高い輝度で点灯する速度が高く、消費電力が低いLEDを採用、先行車と対向車に対する迷惑防止に配慮してクルマの姿勢に応じて軸をコントロールし、一定に保ちます。

LEDのフォグランプは悪天候や濃霧の時に視界を確保して安全をサポートします。

ハイブリッド車には車両接近通報装置が搭載されていて、発進から25kmまでの加速時にEV走行で走っている時に音で歩行者に接近を知らせます。

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安全装備はユーザーの関心が高く、中古車市場でも装着車と非装着車では動きが違うと言われる程で、新車販売台数にも関係してくるだけにメーカーも性能向上には力が入っていますね。

横滑り防止装置はいつ作動しているのかわかりませんが、アンチロックブレーキが高価なオプションだった時代から比較すると格段の進歩を遂げていると言えます。

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安全装備は命に直結するする技術ですから研究や実験を経て実用化するにはエンジニアの大変な努力が必要で、エアバックの様な大規模な誤作動ドライブが出ては企業の存在にも関わりますから搭載までの道のりの険しさたるや、想像を超えるものがあります。

初期の自動ブレーキは歩行者は検知できないところから始まり、赤外線などコストが低い設備で軽自動車にも装備ができるようになりました。

こうした安全装備は早く普及させてコストを落とし、結果的に事故が減るならばこんなに素晴らしい発明はないと思います。

一部の車両に搭載されている自動運転が高速道路の上だけでなく、一般道路で精度を上げて使用できる日が楽しみですね。

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この記事を書いた人

テンさん
車はもっぱらカーシェアリング。
でも本当は・・・本当はマイカーが欲しいんです!
その溢れんばかりの情熱を記事にぶつけていっています。