これからCX-5を購入したい人、CX-5をカスタムしたい人など、思いはそれぞれあるのですが、
純正タイヤは17インチと１９インチどちらが良いの？ と悩んでいる方も多いですよね。
そこで今回は17インチのタイヤと19インチのタイヤのメリットとデメリットをご紹介します。
Contents
17インチのタイヤのメリットとデメリット
CX-5に17インチのタイヤは19インチに比べると、どうしても小さくコンパクトに見えてしまう為、安っぽく見えてしまうそんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
それぞれのサイズの違いによって、メリットやデメリットがあることをご存知ですか？
ここではまず、17インチのタイヤのメリットとデメリットを見ていきましょう。
17インチのメリット１：維持費
17インチのタイヤを選ぶメリットはどのような事だと思いますか。
まず、誰もが思い浮かぶのは維持費が安いという点です。
おそらく17インチのタイヤの方が何となく、タイヤ一本の金額を抑える事ができるので安いのではないか？
そんな風に思っている方や、担当している営業マンの話でタイヤの維持費が安くなるだけなら19インチにしようかな？と思っている方も多いはずです。
確かに17インチのタイヤを装着すると維持費は19インチと比べて１本1万円前後抑えられます。
ですから4本で4万円くらいですね。
しかし、これは安いタイヤを装着している場合なので、それなりのタイヤを選ぶともっと節約できるという事が言えるのです。
17インチのメリット２：乗り心地
次に乗り心地が良いということ。
17インチのタイヤと19インチのタイヤでは扁平率に差があります。
勿論17インチの方が扁平率は大きく、タイヤの厚みがあります。
その為17インチのタイヤと19インチのタイヤとでは乗り心地に多少の違いが出てしまうのです。
多少の違いならば関係ない！本当にそうでしょうか？
私は自家用に某メーカーのミニバンに乗っていますが、体調がいい日に3列目に乗っていても特段車酔いをするなんて事はありません。
しかし、体調が悪かったりお酒に酔っていたりすると助手席に座っていても車酔いをしてしまいます。
その為車酔いをしやすい人は勿論、しにくい方でも体調によっては車酔いをしてしまう為、車の乗り心地は大切だなと最近思っています。
勿論タイヤが薄くなると車の突き上げ感はタイヤというクッションが薄くなるのですから、酷くなった様に感じます。
確かに最初から乗っているとこんなものかと思う部分もあるでしょうが、絶対的に突き上げ感という物は車酔いに繋がりやすいので、自分一人が乗る車ならば良いですが家族を乗せる車にと考えているのならば、乗り心地はしっかりと考えておく方が良いのです。
17インチのメリット３：燃費
タイヤのインチアップをすると、ホイールの大きさが大きくなるわけですから、勿論重量が重くなります。
そうする事で、燃費が悪くなってしまいます。
また、大きなタイヤを回すわけですから、回すために必要な力はより大きな物になってしまう為、さらに燃費が悪くなってしまうのです。
よくインチアップをするとグリップが増して走行性能が上がるなんて話を聞きますが、グリップが良くなるという事は摩擦力が大きくなるわけですから、タイヤが回転する時に発生する抵抗も大きくなるのです。
このようにインチアップをするだけでかなりのパワーロスが発生してしまいます。
パーロスが発生してしまい落ちる燃費は10％から15％くらいですが、単位間ではなく長期間乗る車において野10％から15％はとても大きなものではないでしょうか？
これは純正のタイヤにも言える事で、純正であっても17インチよりも19インチの方が明らかに燃費は落ちてしまいます。
小さな燃費の違いですが、確実に小さい17インチのタイヤの方が燃費は向上させることが可能なのです。
燃費志向が大きい人には特に大きなタイヤよりも小さなタイヤを装着させておく事がオススメです。
しかし、逆にインチダウンをしても燃費は伸びず逆に悪くなってしまうという事もありますので、標準のタイヤが一番燃費が良くなっているという事は覚えておきましょう。
CX-5の場合には17インチが標準タイプの設定ですので、19インチの方が燃費が悪くなってしまうのです。
17インチのデメリット１：見た目
小さく軽い17インチタイヤには良い事ばかりで悪い部分はないのか？と言うとそうではありません。
しかし良い部分が大きく霞んでしまいがちなのですが、17インチのタイヤにもデメリットはあります。
それがかっこ悪くなってしまうという事です。
17インチのタイヤでは、タイヤハウスとの間に隙間ができてしまう為、横から見た際にどうしてもかっこ悪い印象があります。
見た目なんて気にしないという方も中にはいらっしゃいますが、やはり趣向性の高い車ですから、見た目も勿論大事ではないでしょうか。
17インチのデメリット２：グリップ力が悪い
燃費の部分でも少しお話ししましたが、サイズの小さいタイヤは大きなタイヤに比べると摩擦が小さくなってしまう為、グリップ力が劣ります。
グリップ力が劣るという事は、コーナー性が悪くなってしまうという事なのですが、そんなに気にならないという方も多いようです。
なぜグリップ力が17インチの方が悪くなってしまうのかと言うと、タイヤは大きくなると扁平率が小さくなり、タイヤの厚みが薄くなります。
このためタイヤがたわむ事無くしっかりと張られるため、摩擦力が大きくなるのです。
例えばスポーツタイプの車や、ターボ車なんかは通常の車よりも少し大きなタイヤをはめています。
これは軽自動車にも言えるのですが、その理由はやはりグリップ力の増加なのです。
19インチのタイヤのメリットとデメリット
17インチのタイヤにするメリットとデメリットはご理解いただけたでしょうか。
19インチって良いとこないの？と思われている方も多いですよね。
しかししっかりと19インチにすると良いメリットもありますので、ご紹介します。
19インチのメリット：運動性能の向上
17インチのタイヤのデメリットで上げた、見た目という部分やグリップ力という部分は、タイヤサイズを大きくすると向上するという事は、17インチのデメリットで触れましたので、あえてはご紹介しませんが、19インチにすると運動性能が向上します。
17インチのデメリットで触れたように、タイヤのサイズが大きくなるとタイヤは薄くなります。
また大きくなるという事は、タイヤと地面の接地面積が増えますので、タイヤのグリップ力やコーナーリング性が向上します。
また細いタイヤでよくあるのですが、高速道路などを走行中にハンドルがぶれるという事も、タイヤのサイズが大きくなると無くなりますので、高速走行が多い方にはおすすめです。
19インチのデメリット：ロードノイズが響きやすい
メリット同様、17インチのメリットがそっくりそのままデメリットになるので、燃費が悪くなるとかそういうのは敢えて書きません。
しかしこれだけは17インチの部分で触れる事ができませんでしたので、お伝えしておきます。
それがロードノイズです。
ロードノイズとは、タイヤが路面から拾う音の事です。
タイヤは走っていると路面との摩擦により少なからず音を出します。
道を歩いていて大きな車が走っていくとゴーっという音がしますよね？これがロードノイズと言われる物です。
基本的にタイヤの厚みが薄くなると、薄くなってしまった分音が入ってきやすくなってしまうのです。
純正タイヤ買うならオススメは17インチ
CX-5かっこ良く見せたい気持ちはわかりますが、基本的に車なんて自己満足の何物でもありません。
ですから格好だけを気にして、乗り心地や静粛性を犠牲にする事はとても勿体ない事だと思います。
また19インチでは経済的にも燃費や買い替えの事を考えると分が悪くなってしまうので、やはりオススメは17インチだと言えるのです。
ハンドリングが良くなると言っても、ハンドリングを要求させるような走りは普通はしませんので、やはり17インチで良いのではないでしょうか。
カスタムパーツでインチアップをする場合には軽いホイールがオススメ
17インチのタイヤ（ホイール）が良いと言っても、やはり乗っているとインチアップはしたくなってしまいますよね。
そんな時には必ず軽いホイールにしてください。
そうすると静粛性能は変わりませんが、燃費が悪くなるという部分については回避する事ができます。
例えばRAYS(レイズ）などのアルミホイールは軽いのでオススメです。
しかし軽いホイールはひどい段差などで割れる事もありますので、運転の際に注意は必要です。
今回は、17インチなのか？19インチがいいのか、メリット・デメリットをまとめてみましたが、燃費や値引きなどの情報も気になる人もいるかと思います。
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