アクア(AQUA)はトヨタを代表する人気の5ドアハッチバック型のハイブリッドカーです。
ここでは最新グレード別の違いから、おすすめのグレードを御紹介。更にはアクア誕生から現在までの歴史も辿っていきたいと思います。
これを見ればアクアが人気である所以が分かります。
アクア御購入の参考にどうぞ…。
トヨタ アクアの歴代モデルとグレード
まず初めにトヨタ アクアの主な歴史を辿っていきましょう。
▷2011年12月26日「日本からまた世界一が生まれました」をキャッチフレーズに、ハイブリッド専用のコンパクトカーとして誕生。(下画像参照)AQUA(アクア)とは英語・ラテン語で「水」を表します。
水は透き通ったイメージと共に誰にでも必要なものであるように、このハイブリッド車もたくさんの方に楽しんで欲しいという願いが込められています。
燃費はJC08モード35.4㎞/L。グレードはL/S/G、カラーは10色。
引用:https://autoc-one.jp>…>グレード
▷2013年5月 一部を改良し「G“ブラックソフトレザーセレクション”」が登場。合成皮革が使用され最上級グレードとなりました。
▷同年11月 一部の改良を行い、燃費JC08モード37.0㎞/Lへ。
▷同年12月「G SPORTS(G‘s)」発売。
引用:https://autoc-one.jp
▷2014年12月8日 マイナーチェンジ。フロントデザインを変更、内装の質感もupさせました。
グレードに新しくクロスオーバーテイストの「X-URBAN」が登場。(下画像参照)
引用:https://autoc-one.jp>…>新型車解説
▷2015年 衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」+先行車発進告知機能が標準装備されます。(L/Sにはメーカーオプション)
特別仕様車「X-URBAN“Solid”」登場。
▷2016年 特別仕様車「S“Style Black”」登場。
▷2017年6月19日 マイナーチェンジ。「日本が誇る低燃費」をキャッチフレーズに燃費JC08モード38.0㎞/L(L)、JC08モード34.4㎞/L(L以外のグレード)へ。エクステリアの変更。(下画像参照)
タイヤのサイズが175/65R15→185/60R15に。
G“ブラックソフトレザーセレクション”→G“ソフトレザーセレクション”となり、ホワイトソフトレザー(合成皮革)が追加されます。
X-URBAN→Crossoverに、更にSUVテイストなデザインとなりました。
引用:https://autoc-one.jp>…>グレード
▷同年11月「G“GR SPORT”」「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」が登場。
▷2018年4月3日 一部改良。プリクラッシュセーフティの検知対象に昼間の歩行者を追加。新たにインテリジェントクリアランスソナーをメーカーオプション設定。
「Toyota Safety Sense C」→「Toyota Safety Sense」に改名。
▷同年 9月4日 特別仕様車「Crossover“Glam”」登場。(下画像参照)
以上が主な歴代モデルとグレードの紹介です。
アクアは誕生してまだ7年余りですが細かな一部改良とマイナーチェンジを行って現在に至っています。
特にデザインや燃費の良さには定評があり、自分流のアクアにアレンジできるアクセサリーが豊富に用意されているのも特徴と言えます。
続いては最新グレードの違いをお届けしていきましょう。
トヨタ アクア最新グレード別の違い
現在のアクアのグレードには、
*「L/S/G/G“ソフトレザーセレクション”/Crossover」
*特別仕様車「S“Style Black”」「Crossover“Glam”」
*GRシリーズ「G“GR SPORT”」「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」
があります。
それぞれの違いをお話していきましょう。
グレード「L」
最も安い価格のグレード、178万5,240円。燃費は唯一の38.0㎞/L(他のグレードは34.4㎞/L)。必要最小限の装備で燃費重視のグレードと言ってもいいでしょう。
後部座席のウィンドウは手動式で、リヤシートは一体可倒式(どちらもLのみ)。カラーも「スーパーホワイトⅡ・シルバーメタリック・ブラックマイカ」の3色のみ。プライベート用というよりはビジネス用グレードと言えます。
グレード「S」
人気のある標準グレードです。
先進安全機能はメーカーオプション。(Lも同様)
シートはS用ファブリックが使用され、ブルーブラックとレッドから選択可能。カジュアル度高めのシートとなっています。(リヤシートは6:4分割可倒式。)
普段の買い物や送迎といったタウン中心で使用するなら十分に満足のいくグレードです。
ボディカラーはモノトーンカラー(13色)とフレックストーン(4色)から選択できます。
グレード「G」
上級グレード。スマートエントリー&スタートシステムとクルーズコントロールが標準装備されているのが大きな特徴です。
また、ここから以降のグレードには先進安全機能が標準装備となっているのとインテリアの質感がupしているのが大きな違いとなっています。
*本革巻き(+シルバーステッチ)4本スポークステアリングホイール(L/S/S“Style Black”はウレタン)
*シートはスエード調ファブリック。(ディープブラウン)
インパネ助手席オーナメントは合成皮革巻き。
“ソフトレザーセレクション”はシートには合成皮革が使用され、ブラックとホワイトから選択できます。(下画像参照)
※ホワイトはCrossoverでも選択可能です。
その他の機能はGと同じで、価格はGよりも27,000円高くなっています。インテリアの質感にこだわる方や高速道路などよく運転する方はGシリーズがお勧めです。
「Crossover」
SUVテイストを取り入れた唯一の3ナンバー車。最低地上高も標準グレードより30mm高く設定。16インチアルミホイールやクロスオーバー専用のパーツを使用したり、専用チューニングを施すことによってSUVらしさを表現しています。
最小回転半径も5.4mと標準グレードより(4.8m)やや大きめ。小回りが効かないといった口コミもあります。
シートは合成皮革+ファブリックを使用。メーカーオプション(+16,200円)でホワイトソフトレザー(合成皮革)が選択できます。
ボディカラーはモノトーンカラーと専用色のベージュから選択できます。
「S“Style Black”」
Sをベースとした特別仕様車。先進安全機能+インテリジェントクリアランスソナー、スマートエントリー&スタートシステムを特別装備。Sより外装・内装共に質感をupさせ、充実した装備で価格は197万9,640円とお得。カラーは特別設定色のダークブルーマイカを含む5色のみ。
「Crossover“Glam”」
Crossoverをベースとした特別仕様車。特別装備はS“Style Black”と同様。シートには合成皮革とファブリックを使用しブラウンで統一。ワンランク上の大人なCrossoverに仕上がっています。
カラーは特別設定色のオリーブマイカメタリックを含む5色のみ。GRシリーズを除けば最上級グレードです。
※なお、インテリジェントクリアランスソナーは他のグレードにはメーカーオプションで付けることができます。
「G“GR SPORT”」「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」
Gをベースとし、TOYOTA GAZOO Racingが手掛けたスポーツカーシリーズ。カラーは7色展開。走りの良さと低燃費を兼ね備えたこだわりの車。インテリアはブラックで統一されスポーツテイスト満載。
17インチパッケージには
*195/45R17タイヤ&17×6½J “GR SPORT・17インチパッケージ“ 専用アルミホイール&専用センターオーナメント
*アルミペダル、専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール、専用タコメーター
などが装備され “GR SPORT”より更にスポーツ感がupしており、男性好みの車と言えます。
以上がグレード別の違いです。
大まかな違いや特徴がお分かり頂けたでしょうか?様々な方をターゲットにしたグレード展開となっています。
選ぶ楽しさがありますね。
それでは最後におすすめのグレードを御紹介していきましょう。
トヨタ アクアのおすすめグレード
おすすめのグレードはS“Style Black”です。
質感的にも機能的にも充実していて価格が200万円切っているのはお得ですね。
ドアハンドルとバックドアガーニッシュにはメッキが施されています。
シフトノブ上部はブラック加飾。
パワーウィンドウスイッチベースはピアノブラック加飾。
インパネ助手席オーナメントは合成皮革巻き、運転席にはアームレストが付いています。(どちらもSには装備されていません)
カラーの選択肢は
*ホワイトパールクリスタルシャイン(+32,400円)
*シルバーメタリック
*ブラックマイカ
*ジュエリーパープルマイカメタリック
*ダークブルーマイカ
と少ないですが、クールに決めたい方には申し分のないカラー展開であると言えます。
仮にグレードSに「先進安全機能とインテリジェントクリアランスソナー、スマートエントリー&スタートシステム」をメーカーオプションで付けると合計で114,480円かかります。
Sの価格は188万6,760円なので合わせると200万1,240円となります。
室内の質感とエクステリアのメッキ加飾はSには施されていないので、S“Style Black”の197万9,640円がお得なのはお分かり頂けるかと思います。
参考にしてみて下さい。
トヨタ アクアグレード情報のまとめ
トヨタ アクアの最新グレード別の違いや、アクアの歴史についてお届けしてきました。
グレードを選ぶ際にはデザイン・装備・ボディカラー・価格などが選択基準となってくるでしょう。
御自身にとってどのような機能が必要なのか?これだけは譲れない!といったところがあるはずです。
まずはそれらをpick upしていくと最適なグレードが見えてくるのではないでしょうか? 最高のアクアが見つかりますように…☆
最後までお読みいただきありがとうございます。