ランドクルーザープラドといえば、ランクル兄弟の弟分のイメージが強いですが、しっかりと個性があり多くのファンがいます。

そこで、新たに購入される方への参考として、おすすめの車種を提案してみたいと思います。

ランドクルーザープラドの現行グレード一覧


引用:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/exterior/top/carlineup_landcruiserprado_exterior_top_pic_05_03.jpg

現行ランドクルーザープラドのグレードは、とてもシンプルな構成になっています。

装備によって、3種類に分けられていて、さらにディーゼルエンジンかガソリンエンジンかの類別と3列7人乗り仕様と2列5人乗り仕様に分けれれているだけです。

但し、最上級グレードは、ディーゼルエンジンの3列7人乗り仕様にしか設定されていません。

それでは、簡単に比較するためにディーゼルエンジンとガソリンエンジンに分けた一覧表を示します。

【ディーゼルモデル】


引用:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/performance/engine/carlineup_landcruiserprado_performance_engine_pic_01.jpg

2.8Lディーゼルターボエンジン搭載車のグレードは次のとおりです。

【ガソリンモデル】

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2.7Lガソリンエンジン搭載車のグレードは、次の2グレードのみの設定となります。

ランドクルーザープラドのグレードの装備のまとめ


引用: https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/interior/top/carlineup_landcruiserprado_interior_top_pic_01_01_pc.jpg

前述したとおりランドクルーザープラドの車種構成はとてもシンプルです。

グレードは、装備によって3種類のベーシックグレード(TX)、中間グレード(TX Lパッケージ)、上級グレード(TZーG)に分けられます。

上級グレードのTZ-Gは、ディーゼルエンジン&7人乗り仕様のみの設定となります。

トランスミッションは、全て同じギヤ比の6ATでディーゼルとガソリンで最終減速比が異なるのみです。

ボディカラーの設定は、全グレード共通で次の9色が選択できます。
ブラック〈202〉
アティチュードブラックマイカ〈218〉
スーパーホワイトII〈040〉
グレーメタリック〈1G3〉
アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉
シルバーメタリック〈1F7〉
レッドマイカメタリック〈3R3〉
※ブラッキッシュアゲハガラスフレーク〈221〉
※ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉
※は、メーカーオプションです。
つまり、ランドクルーザープラドは、一部外装装備でグレードによって差があるものの設定色は同一なので外観での見分けは詳しい人でないと分かりません。

なお、人気色はホワイトパールとブラックでそれ以外の色は、売却時に20~30万円も減額ことがあるそうですので、押さえておきたいポイントです。

このシンプルなラインナップで、180万円以上の価格差がありますので新車で購入される場合迷うところですよね。

そこで、上級車種のみに設定されている装備をまとめてみます。

1.TZ-Gに標準又はTZ-Gにしか装着できない装備

265/55R19タイヤ+切削光輝19インチアルミホイール(Lパッケージにオプション)

引用:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/grade/common/carlineup_landcruiserprado_grade_common_unit_01.jpg

②パワーステアリング連動AVS
③リヤ電子制御エアサスペンション
④ドライブモードセレクト

引用: https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/performance/top/carlineup_landcruiserprado_performance_top_pic_08.jpg

⑤リヤトルセンLSD
⑥クリアランスソナー&バックソナー(TZ-G以外にオプション)
⑦木目調本革巻きステアリング
⑧カバー付サイドステップ(照明付き)
⑨100Vコンセント

2.中間グレード(TX Lパッケージ)以上に設定されている装備

本革ヒーター付きパワーシート


引用: https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/interior/comfort/carlineup_landcruiserprado_interior_comfort_pic_14.jpg

②本革巻きステアリング
③木目調+金属調加飾オーナメントパネル
④足元照明
⑤セカンドシートウォークイン機構
電動格納サードシート


引用: https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/interior/top/carlineup_landcruiserprado_interior_top_pic_03_01_pc.jpg

なお、ナビゲーションシステムは全類別にオプションとなります。

ランドクルーザープラドのおすすめ車種は?

前述したとおり180万円以上の価格差がある中で、おすすめ車種を2つ提案したいと思います。

まずは、いざと言うときサードシートを使う可能性があるかどうかで分けたいと思います。


引用: https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/grade/txl/carlineup_landcruiserprado_exterior_carviewer_item_txl_040_angle02.jpg

サードシートを使わない方へのおすすめ

4人家族以下でまずサードシートを使わないという方へのおすすめは、

TX ガソリン仕様5人乗り 3,538,080円

です。

ガソリン車は、燃費ではディーゼルに劣るものの輸出市場で大変人気があり、リセールバリューは安定しています。

その魅力は、何と言ってもシリーズ中最も低価格でコストパフォーマンスに優れていることです。

低価格といっても、ご覧の通り装備面で見劣りすることは全くありません。


引用:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/grade/tx/carlineup_landcruiserprado_exterior_carviewer_item_tx_202_angle02.jpg

いざと言うときサードシートを使う方へのおすすめ

次に、5人以上の家族でいざと言うときサードシートも使いたいという方へのおすすめはいざと言うときサードシートう方へのおすすめは、

TX Lパッケージ ディーゼル仕様 7人乗り 4,822,200円

5人乗りのTXに較べて約130万円高いですが、豪華さと装備面で満足度は高いと思います。

Lパッケージは、本革仕様のパワーシートが標準装備でファブリック仕様に較べて汚れにも強く、オフロードを走ったときの手入れも楽です。

そして、ディーゼルエンジンの低回転からの太いトルクは、ドライビングに余裕を与え長距離のクルージングも楽にこなせますし、燃料費がガソリンに較べて安いので維持費が安く済みます。

いずれの車種もオプションとしてお勧めしたいのは、チルト&スライド電動ムーンルーフと寒冷地仕様です。

寒冷地仕様は降雪地帯でなくてもいざと言うとき安心感がありますので是非ご検討されるといいでしょう。

ボディカラーは、前述したとおりリセールを考えるとホワイトパールもしくはブラックがおすすめです。

また、ご紹介したグレードを購入するにも出来る限りお得に購入するため、こちらも合わせてチェックしてみてください。

値引き方法や維持費や評価をチェック!ランドクルーザープラドの最強の値引き方法とは?

まとめ


引用: https://toyota.jp/pages/contents/carlineup/image/car/landcruiserprado_sp.png

現行のランドクルーザープラドは、登場以来10年が経過していますが、いまだに色褪せることなく、世界中の人から愛されていてまさしくクロカン4WDの王者と言っても過言ではなく、この先ずーっと乗り続けたとしても決して後悔することのないクルマだと言えるでしょう。

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ。ミーハーというわけではないがSUVが好き。いずれはレクサスかベンツに乗ることが目標。沖縄出身ではないがゴーヤも好きで、のび太くん並みの寝付きの良さが特徴。