プリウスα G’sの評価について紹介します。

既にGRスポーツに後を継がせた形となっているプリウスα G’sですが、プリウスαの初代スポーツモデルということで根強い人気があるようですね。

そこで今回はプリウスα G’sの現在の評価について確認してみました!

プリウスα G’sの乗り心地の評価は?


G’s(Gスポーツ)はプリウスαにトヨタ GAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを施したスポーツモデルです。

本音としては趣味のスポーツカーに乗り続けたいものの家族が増えるとそうもいきません。

そうなると家族全員が乗れるように、という目的で選択するならやはり最有力候補はミニバンタイプとなりでしょう。

そんなあなたが気になるのはやはりスポーツグレードということで家族から乗り心地に対しての不満が出ないか、ということですよね。

また走行性能はそれほど重視していないとはいえ、アグレッシブなエアロパーツに惹かれて購入を検討されている方にとっても、固められた足回り等によって乗り心地がどうなっているのかという点が気になると思います。

まずはそんなプリウスα G’sの乗り心地について確認してみましょう!

標準車よりもばたつきが少なくて良い

プリウスαはG’sショックアブソーバーとスプリングのバネレート変更により、標準車より車高が25mm低くなっています。

実はプリウスα G’sのこの足回りへの評価は意外と高いのです。

確かに標準車よりも硬いが余計な動きが抑えられており、標準車よりも乗り心地が良いという評価もあります。

また、プリウスαG’sは大型ブレースやスタビライザーの変更で床下を補強されています。

これによってボディがしっかりと固められ、サスペンションがより仕事をするようになったということも大きいようです。

総じて、足回りは若干硬めだが上下動が抑えられており乗り心地は良いということです。

ロードノイズが大きい

標準車がグレードにより16インチモデルと17インチモデルであるのに対して、プリウスα G’sでは18インチのホイールに225/45R18サイズのDUNLOP SP SPORT01というスポーツタイヤを履いています。

一般的にインチアップするとタイヤが薄くなり、ロードノイズが大きくなる傾向にあります。

どうもプリウスα G’sでもその影響が出ているようで、タイヤが路面を転がる音が室内に響くという声が多くあります。

この点については、すべて純正のまま乗りたいというのであれば、かっこいい外観のために仕方がないと割り切らなければなりません。

そうでなければタイヤの銘柄を静粛性を重視したものに変えたり、ホイールをインチダウンしたりといったことで良くなるのではないかと思います。

マフラーがうるさい

マフラーも標準車とは異なるスポーツタイプのものがついています。

このマフラーをうるさいと感じる人もいるようで、特に後席で響くという声がありました。

ただ、メーカーチューニングの市販車用マフラーですから当然車検対応です。

お店でエンジンをかけさせてもらい、確認するとよいでしょう。

以上より、プリウスα G’sは車の動きという点では乗り心地が良いが、外から入ってくるノイズが大きめという点がウィークポイントということになります。

プリウスα G’sの内装の評価は?


プリウスαはベースとなるプリウスα Sツーリングセレクションに対して約36万円高い価格で売られています。

G’s専用パーツやチューニング内容を考えるとお値打ちな価格と言われていますが、ベースグレードと比べて内装はどうなのでしょうか。

早速プリウスα G’sの内装の評価を確認してみましょう!

シートが良い

常に触れている部分だけに、シートが良いことは車を好きになるにあたって重要な要素ですよね。

プリウスα G’s専用のスポーティシートはスエード調の素材と合成皮革を組み合わせています。

このプリウスα G’sのシートはデザインや質感だけでなく、適度なサポートと固さで長距離運転でも疲れにくいということで非常に高評価です。

まさに「見てよし、触れてよし、座ってよし」の3拍子揃った優れたシートと言えますね!

インパネの質感が良い

運転中も助手席からも常に目に入る部分であるだけに、インパネの質感は車内の演出に大事な要素ですよね。

その点プリウスα G’sは、ラメ入りピアノブラック塗装のインパネ、スピンドル調加工が施されたエアコンの温度調整ダイヤルと赤のG’s専用エンジンスタートスイッチの組み合わせがかっこいいという声が多く、高評価です。

ただ、ほこりや手の脂が目立ちやすいようですので、綺麗な外観を保つためにはこまめに掃除する必要があります。

その他の内装パーツ

その他、スイッチ類のメッキ加飾やドリンクホルダーのクロームメッキモールに加えて、ダッシュボードの一部にシボ革調合皮を使っていたりと、プリウスα G’sのインテリアは意匠に凝っていると高評価です。

またドライバーが常に触れている部分であるステアリングが本革となっているのも、質感や安全性の面で高評価です。

総じて、プリウスαG’sの内装はユーザーのことを考えて造られているのがよくわかるものとなっており、評価は高く、エスティマ以上という声もありました。

一点、小物入れが少ないという声もありましたので、実車を見に行く際には確認してみましょう。

スポーツカー好きがプリウスα G’sを評価した結果は?


家族が増えるとスポーツカーに乗り続ける自分への視線は厳しくなるものです。

そうなると泣く泣くスポーツカーからミニバンに乗り換えなければならないことも十分にありえます。

しかしミニバンに乗り換えるにしても走りやスタイルにはこだわりたいですよね。

そんな理由でプリウスα G’sを一つの選択肢として検討している方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは走りにこだわるスポーツカー好きからのプリウスα G’sの評価をまとめてみました。

硬めのサスペンションで、ピッチやロールが抑えられていて良い

床下の補強とショックアブソーバーの変更、スプリングのバネレート変更により、車体の余計な動きが抑えられ、ピッチやロールが少なくステアリング操作による車の反応も良くなっているようですね。

また、高速道路でも安定した走りを楽しめるという声も多いです。

このように全体的に肯定的な意見が多いですが、中には足回りが柔らかすぎるという声もありました。

スポーツカーが好きな人は、スポーツカーの純正足回りでも満足できない人が多いですので、そういった方はどのミニバンの純正足回りにも満足できない可能性が高いと思います。

外観の好みで車種を選んでから足回りの変更を検討してみると良いのではないでしょうか。

ちなみにプリウスα用サスペンションは多数のアフターパーツメーカーから販売されています。

フロントシートのホールド感が良い

プリウスαG’sのフロントシートは、サイドサポートがしっかりしており、固さもちょうど良く長時間の走行でも疲れにくいとの声が多くありました。

ミニバンの純正シートでこのような評価はあまり聞かないので、プリウスα G’sの大きなセールスポイントではないでしょうか。

パワーが物足りない

やはりこれまで速い車に乗っていた方は、プリウスαG’sのエンジンパワーに不満を感じることが多いようです。

同エンジンのプリウスより車重が重い分、ミッションをローギアード化して補っていますが、ピークパワーが変わるわけではないので車重が重い分は仕方がないようです。

特に高速での再加速に不満が出てくるようです。

ただ、その分燃費が良いので受け入れられるという声もあります。

このように、プリウスα G’sの車としての出来は概ね高評価ですが、パワーに若干の不満を感じる人が多いようですね。

プリウスα G’sの評価のまとめ


プリウスα G’sの評価についてはいかがだったでしょうか?

プリウスα G’sはスポーツモデルとしての評価はそれなりに高いものの、それでも実際のスポーツカーと比べてしまうと多少の物足りなさは否めないようですね。

とはいえ、プリウスαのスポーツモデルの購入は決してハズレではないようです。

後は実際にあなたの目でプリウスα G’sを確認してみるのがよいでしょうね!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

>>>プリウスα G’sの後継機のGRの評価はコチラから

この記事を書いた人

エフ5
IT系サラリーマン。
ペーパードライバー歴はウン十年だが、毎日いろんな車を乗り回してる自分を妄想する日々を送っている。