3代目エクストレイルことT32エクストレイル。
2度目のフルモデルチェンジによりエクステリアが一新されアウトレジャーのみならず都会派SUVとして生まれ変わりました。
その後、2017年にはマイナーチェンジも実施され、デザインの微妙な変更やプロパイロットなどの新機能が追加されました。
そんな現行モデルのT32型ですが、いったいどの様な車となっているのでしょうか?
デザインや内装、グレードについて紹介していきたいと思います!
Contents
エクストレイルT32型のデザインは?
まずはエクストレイルT32型のデザインを見て行きましょう!
現行モデルであるT32型は2013年にデビューし、それまでの角張ったデザインから丸みのあるシティ派といわれるデザインへと変化しました。
2代目エクストレイルの無骨なデザインからかなり変化しており、素直にカッコいいと思った方も多いのではないでしょうか?
その後、2017年6月に行われたマイナーチェンジによりエクストレイルT32型は後期型へと移行し、デザインも変化しています。
日産車の特徴であるVモーションが大きく変化し、程よく角張ったフロントグリルからよりダイナミックな印象を受けるのではないでしょうか?
アウトドアに向けの車という印象が強いエクストレイルですが、今回の変更でよりアウトレジャー思考が強いデザインへと進化したように思えます!
エクストレイルT32型の内装は?
エクストレイルT32型の内装を見てみましょう!
インパネにはスピードメータとタコメーターの2眼メーターが採用され、スポーティーな印象を与えてくれます!
さらに標準装備されているシートには防水加工が施され、アウトドア後の濡れた状態でも、そのまま車に乗り込めるように配慮されていますね。
アウトレジャーに主眼を置いているエクストレイルらしい仕様です!
また、クロスシートをメーカーオプションとして選択することも可能となっており、肌触りを重視したい方はこちらのシートを選択するという方法もあります。
2017年に行われたマイナーチェンジによって内装に大きな変更はありませんでしたが、ハンドルの形が一般的な丸型からD型へと変化しています。
D型ハンドルに変更することに大きなメリットは無いのですが、この形状のハンドルはF1カーにも採用されている形であり、よりスポーティーな印象を与えてくれるハンドルとなっています。
さらにステアリングスイッチもマイナーチェンジ前と比較し、スッキリとしたデザインに変更されていますね。
マイナーチェンジ後のT32後期型エクストレイルはよりスポーティーで先進的なイメージがある内装となっています!
また、後期型はシートの機能面でも変更があります。
マイナーチェンジ前のT32前期型は2列目シートの分割方法は6;4となっており、以下の画像の通りとなっています。
この分割方法ではスノーボードのような縦に長い物を積み込む場合、どちらか一方のシートを犠牲にしてしまい、どうしても乗車可能人数が減ってしまいました!
しかし、マイナーチェンジにより、グレード次第では分割方法が4:2:4と変更されています。
この方式だと中央部分に縦に長い荷物を載せることが可能となっていますので、乗車人数の減少を最小限に抑えることが可能であり、効率よくスペースを活用できます。
スノーボードへ行くのにエクストレイルを使用したいと考えている方にとっては非常にありがたい変更ですね。
ただし、この分割方法はグレードによって変更され、4:2:4の分割が行えるのはガソリン車の20X、20Xiのみとなっており、20Sやハイブリッド車はマイナーチェンジ前の6:4という分割方法となっていますので注意してくださいね。
エクストレイルT32型のグレードは?
では、次にエクストレイルT32型のグレードについて調べていきましょう!
現行モデルのエクストレイルを調べるとグレードの多さに驚くと思いますが、基本的なグレードは20S、20X、モード・プレミアの3種類と考えて頂けると理解しやすいと思います。
この3種類にガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WD、2列シートと3列シートそれぞれの選択が行われます。
その他の20Xiやエクストリーマは20Xをベースとする特別仕様車です。
また、20Sとハイブリッド車には2列シートモデルしか用意されておらず、3列シートモデルは存在しません。
では基本グレードである3種類について詳しく見て行きましょう!
20S
エントリーグレードとなる20S。
エアコンがマニュアル仕様となっており、さらに現在主流になりつつあるプッシュスタートも非搭載となっています。
さらに、3列シートが選択不可となっており、2列目シートにリクライニング、スライド機能がなく、シートの分割方法も6:4形式となっています。
エントリーモデルとなっている為、その分値段も安く設定されていますので仕方がないのですが、機能面で少し見劣りするグレードになっていますね。
20X
20Xは20Sの上位グレーにあたり、
・オートエアコン
・本革巻シフトノブ、
・本革巻ステアリング、
・プッシュエンジンスターター
等の装備が追加されています。
さらに、3列シートの選択や2列目シートにリクライニングやスライド機能を装備、シートの分割方法も4:2:4となっており、20Sのデメリットを完全に排除したグレードとなっています。
モード・プレミア
アウトレジャー専門というイメージが強いエクストレイルをオシャレにカスタムしたグレードがモード・プレミアです。
主に高級感を醸し出す装備が追加されており、20Xに
・モードプレミア用外装
・PTC素子ヒーター
・クイックコンフォートシートヒーター
・カーペットインテリア
・レザーシート
・フォグランプ
が追加されています。
SUVといえどオシャレに乗りこなしたい人にとっておススメとなるグレードですね。
特別仕様車
最後に特別仕様車について説明します!
先ほど述べたように20XiとエクストリーマXは20Xをベースとしている特別仕様車となっており、各車特徴があります。
20Xi
20Xiは20Xに様々な先進機能を追加した特別仕様車です。
その機能は以下の通りとなっています。
・プロパイロット
・インテリジェント LI
・BSW
・電動パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド
・インテリジェント アラウンドビューモニター
・RCTA
・インテリジェント ルームミラー
・LEDヘッドランプ
・インテリジェント オートライトシステム
・ハイビームアシスト
マイナーチェンジで話題となったプロパイロットや日産車の特徴といっても良いアラウンドビューモニターも含まれていますね。
20Xiは機能面に特化した特別仕様車となっています!
エクストリーマX
エクストリーマXは20Xiと異なり、20Xに様々パーツを取り付けることでどの様な悪路に対しても高い走行性能を持たせた特別仕様車です。
その追加パーツの種類は以下の通りです!
・グロスブラック18インチアルミホイール
・ダーククロムフロントグリル
・フォグランプフィニッシャー
・ダークメタリックリヤスタイリングガード
・ダークメタリックサイドスタイリングガード
・マッドガード
外装を強固にするような追加パーツをメインとしており、どの様な道でも走行できるようなイメージを持たれるのでは無いでしょうか?
機能面を強化した20Xiとは全く方向性が違う特別仕様車となっています。
エクストレイルT32型についてまとめると
今回はエクストレイルT32型について調べてみました!
現行モデルであるT32型は先代のT31型から大きく様変わりしたシティ派のSUVとなっており、その後のマイナーチェンジによってより洗礼されたデザインへと進化していました!
さらに、防水シートや2列目シートの分割方法など、内装でもアウトレジャーを主眼に置いているエクストレイルらしいこだわりを見つける事ができますね。
また、現行モデルのエクストレイルは非常にグレードが多いように感じますが基本となっているグレードの特徴をしっかりと抑えられれば「どのグレードを選択するべきなのか?」という悩みもかなり解消されると思います。
その他にも20Xを基本グレードとする特別仕様車も用意されており、機能面に特化した20Xi、多くの追加パーツが存在するエクストリーマXという特徴を持っていました。
20Xを購入予定の方は特別仕様車を視野に入れてグレードを選択してみても良いかもしれませんね。
特にマイナーチェンジで話題となったプロパイロット機能が搭載されている20Xiはおススメできるグレードとなっていますよ。
アウトレジャーに特化し、悪路への走行性能が高いSUVとして有名なエクストレイル!
その現行モデルとなるT32型について説明してきました!
これからエクストレイルT32型の購入予定の方の参考になれば幸いです!