タントカスタムの上級グレードで、人気のある「RS」ですが、ターボと聞くと燃費がまず気になりますよね。
ターボは小型のエンジンでも普通車並みのパワーが出せる為、ターボ無しの車には乗れないと言う方も居るほどです。
そこで、今回はタントカスタムの唯一のターボモデル「RS」の燃費、実燃費、燃費の目標値、さらに燃費を向上させるテクニックや、実際のオーナーさんの口コミなどまとめてみましたのでご覧ください。
Contents
タントカスタム「RS」燃費は?実燃費はどれくらい?目標値は?
まずは、タントカスタム「RS」の燃費カタログ値を見てみましょう。
〇タントカスタム「RS」燃費カタログ値
・2WD JC08モード 26.0km
・4WD JC08モード 24.6km
2WDと4WDで燃費の差がありますが、2WDは前輪のみの駆動ですが、4WDは前後4輪とも駆動する為、2WDよりもパワーを消費する為燃費の差が生じます。
次に実際の燃費、JC08モード達成率を見てみましょう。
〇タントカスタム「RS」実燃費
・2WD 実燃費 14.44km 燃費達成率 55.55%
・4WD 実燃費 15.92km 燃費達成率 64.70%
カタログ値では2WDの方が燃費は良いとされていますが、実燃費を見てみると4WDの方が1.5kmほど上回る結果となり4WDの方が燃費が良いという結果が出ました。
2WDの場合、前輪のみの駆動ですので、坂道などパワーが必要なシーンでは踏み込みすぎることが多く燃費を低迷させる要因となりますが、4WDの場合ですと、4輪とも駆動軸の為、坂道でもスイスイ上がる為無駄な燃料ロスも少なく燃費向上につながっていると思われます。
燃費の目標値ですが、JC08モードの80%以上が目標ラインでしょう。
2WDですと、20.8km、4WDですと、19.68kmを目安にするとよいでしょう。
次の項目では目標燃費に到達する為の燃費を上げる方法をご紹介します。
タントカスタム「RS」の燃費を上げる方法をご紹介!
実燃費が4WDの方が良い結果となりましたが、2WD、4WD共に燃費を上げる方法をご紹介して行きましょう。
速度ムラを作らず緩やかな発進、速度アップ
急発進をすると一度に40cc以上もの燃料を消費するデータもあるほど、アクセルの踏み方一つで燃費が大きく変化します。
信号待ちからの発進時など一気にアクセルを踏み込まず、徐々にスピードアップさせ、一定のスピードをキープすることで燃費は格段に向上します。
また、車間距離も少し広めに取ることで先行車の減速もエンジンブレーキのみで対応出来る場面もありますので車間距離も燃費を左右する要因となります。
ターボの乱用は避ける
ターボで空気の流入を多くすることで小さなエンジンでも格段にパワーを出せる仕組みを取っていますが、逆に一気にアクセルを踏み込むとターボが始動し燃料を多く消費します。
こちらもアクセルワークが大事ですので、発進時、加速時はアクセルを徐々に踏み込むよう心掛ける必要があります。
メーター内エコドライブアシスト照明、瞬間燃費を参考に走行する
タントカスタムにはメーター内にエコドライブアシスト照明と瞬間燃費が表示されますので、燃費運転の指標として使える物です。
エコドライブアシスト照明はアクセルの動きに反応し、通常はブルーの照明ですが、燃費の良い運転をしているとグリーンに光ります。
走行中、グリーンに光るようアクセルワークで調節し低燃費に繋げることが出来る装備と言えるでしょう。
また、瞬間燃費もアクセルの踏み込み量で数値が変わりますので、出来るだけ高い数値をキープすることで燃費向上が狙えます。
また、そのままの数値が燃費にはなりませんので、指標として使用すると良いでしょう。
メンテナンスで燃費は大きく左右する
運転方法以外にも燃費に左右するのは日常のメンテナンスが大事です。
オイルは徐々に汚れ、劣化して行きますので3000kmもしくは5000km以内にオイル交換をするのをおススメします。
交換するオイルですが、ターボ搭載ですので化学合成油がおススメです。
また、ATFの交換も燃費に大きく左右しますので、車検ごとに交換するのをおススメします。
ご自身でも出来るメンテナンスと言えばタイヤの空気圧のチェックです。
規定量以下になると燃費が悪くなりますし、アクセルレスポンスも悪くなりますので、最低月に1回は空気圧のチェックを行いましょう。
もし家に空気を入れる道具が無い場合でもガソリンスタンドにも置いていますので、給油のついでに空気圧のチェックも行いましょう。
また、不要な荷物は車から降ろすことで重量が軽くなり燃費が上がる傾向にあります。
燃費グッズでさらなる燃費向上を目指す
運転テクニック、メンテナンスとご説明してきましたが、それ以上燃費を向上させる為に燃費グッズの導入はいかがでしょうか?
車の命とも言えるスパークプラグの交換、エアクリーナーの交換などワンランク上の物と交換することで燃費向上を狙えます。
現在の車のスパークプラグはイリジウムプラグが標準装備されており、10万キロ交換しなくても良いとされていますが、性能は徐々に落ちて行きますので5万キロで交換をおススメします。
エアーフィルターは外部からの空気を吸収するフィルターですので、目詰まりなどの影響で燃費が悪くなります。
目安は車検2回に1回の交換がおススメです。
タントカスタム「RS」の実際の口コミをご紹介
次に実際にタントカスタム「RS」を所有するユーザーさん達の口コミをご紹介しようと思います。
30代 未婚 男性
「街乗りでも、高速でもターボ搭載なので運転は楽です。高速道路などで、アクセルを無理せず一定で踏み込んで走行すると、リッター18kmぐらい走ります。一般道で渋滞などのストップ&ゴーで燃費は落ちますが平均して14kmはキープしています。」
40代 既婚 男性
「速度ムラを減らし、均等に走るように心掛けるとエアコンを常時使用しても燃費22km/L台となるが、Stop&Goが多い市街地で短距離走行や渋滞が多い場合では10km/L程度となる事もある。」
30代 既婚 男性
「メーター内のエコドライブアシストを使うと街乗りでも14,5/Lはキープしています。ターボモデルなので家族を乗せても楽に運転出来て助かります。田舎への帰省時など長距離を移動することもありますが、20/L近くまで伸びるので燃費はいい方だと思います。」
どの口コミも市街地での走行は渋滞などの影響でリッター、10km~15kmとなっていますが、高速などを走行時はリッター18km以上燃費は上がる口コミが多かったです。
「思うように燃費が伸びない」、「カタログ値にとうてい届かない」と言う声が多く、カタログ値と実燃費に差がありすぎる為、燃費が悪いと言う評価が多く見られました。
タントカスタム「RS」、燃費、実燃費、燃費向上、口コミまとめ
もはや現在はターボ、ノンターボの燃費の差はあまり無く、運転テクニックが一番のキーポイントとなります。
燃費向上テクニックでお伝えしました内容以外にもまだまだありますが、日ごろの心がけや、メンテナンスによって燃費が左右されます。
無料で出来る物から、交換費用、工賃もかかる物もありますが、愛車をより長く乗り続ける為には必要なことですので日常のメンテナンスをしっかり行いましょう。
→ タントの燃費や口コミ情報をもっと詳しく知りたい方はこちらから