インプレッサスポーツはスバルが販売している人気のスポーツワゴンです。
車というとスペックが気になるところですが、インプレッサスポーツはどのような性能を持っているのでしょうか?
スペック情報をはじめ、加速性能や乗り心地についてまとめます。
Contents
インプレッサスポーツのスペック情報
インプレッサスポーツはエンジンの違いにより、16Lモデルと2.0Lモデルに大きく分けられます。
今回は2モデルの主要なスペックをそれぞれ見ていきましょう。
同じ車なので共通点も多いですが、違いを理解しておくことも大切です。
1.6Lモデルの主要スペック
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade1
- 排気量 1,599cc
- 最高出力 85kW 115PS 6,200/rpm
- 最大トルク 148N・m 15.1kgf・m 3,600/rpm
- 最小回転半径 5.3m
- 全長 4,460mm
- 全幅 1,775mm
- 全高 1,480mm
- 室内長 2,085mm
- 室内幅 1,520mm
- 室内高 1,200mm
- 最低地上高 130mm
- 車両総重量 1,575kg
以上のようなスペックとなっています。
エンジンの性能や車体のサイズ感、車の性能などはこうしたスペックを見ることである程度把握できます。
車選びでも重要な情報になりますので、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
2.0Lモデルの主要スペック
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade3
では次に2.0Lモデルのスペックを見ていきましょう。
- 排気量 1,995cc
- 最高出力 113kW 154PS 6,000/rpm
- 最大トルク 196N・m 20.0kgf・m 4,000/rpm
- 最小回転半径 5.3m
- 全長 4,460mm
- 全幅 1,775mm
- 全高 1,480mm
- 室内長 2,085mm
- 室内幅 1,520mm
- 室内高 1,200mm
- 最低地上高 130mm
- 車両総重量 1,595kgから1,625kg
以上が2.0Lモデルのスペックです。
ほとんどの項目で1.6Lモデルと共通していますが、排気量などのエンジン性能と、車両総重量で違いが見られます。
基本的にはエンジン性能に違いがあると認識しておけば問題ありません。
スペックを比較するなどして、どちらのモデルが最適かを検討すれば、より理想に近い車選びが可能です。
搭載される装備などにも差があるので、各モデルの違いを理解しておきましょう。
インプレッサスポーツの乗り心地
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html
インプレッサスポーツの乗り心地についてはどうでしょうか?
運転中、車内で快適に過ごすためにも乗り心地は重要な要素になります。
乗り心地を決めるポイントはいくつかありますが、まず走行性能から乗り心地を考えてみましょう。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/driving/platform.html
たとえば足回りですが、やや柔らかい印象です。
足回りが硬いと振動が強く感じられたり、足元に衝撃が伝わったりするものです。
ですがインプレッサスポーツにはそうした感覚はほとんどなく、運転中は振動を感じずに安定した走りをしてくれます。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety1.html
走りにも安定感があり、特に舗装された平坦な道での乗り心地は高く評価できるでしょう。
また、足元が柔らかいこともあり、悪路でもかなり振動を抑えてくれる印象です。
どんな道でも快適に走れる車と言って良さそうです。
走行性能から見た乗り心地は高いレベルにまとまっています。
車内空間から見た乗り心地
次に車内空間から乗り心地を考えてみます。
シートに座った感覚としては、ごくごく一般的な車のシートという印象です。
座り心地が悪いわけではありませんが、特別良いとも言えないでしょう。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/utility/package.html
車内の広さはまずまずで、特に窮屈に感じることはないと思われます。
運転席はもちろん、助手席や後部座席も快適な空間が作られていて、ファミリーカーとしての利用にも充分耐えるでしょう。
家族みんなでドライブに行くなんて時も、車内は快適に維持できそうです。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/utility/equipment.html
インパネ類もコンパクトにまとまっている印象ではありますが、若干見にくい可能性があります。
運転中、ある程度視界を動かす必要が出てきてしまい、面倒に感じる方もいるでしょう。
インパネの配置に関しては好みの問題もありますが、賛否ある結果だと思います。
全体的に見た車内は快適と言え、走行性能の高さも踏まえて考えれば、乗り心地は良い車と考えられます。
インプレッサスポーツの加速性能
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
最後にインプレッサスポーツの加速性能をチェックしてみましょう。
スムーズに加速してくれるかどうか、これも車にとって重要な情報です。
結論から言うと、インプレッサスポーツの加速性能は残念ながらそれほど高くありません。
過去に何度かモデルチェンジをしていますが、エンジン性能は変わっておらず、最新エンジン搭載の車に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade1
1.6Lモデルと2.0Lモデルがありますが、特に1.6Lモデルは加速時に物足りなさを感じてしまいます。
直噴エンジンじゃないことも影響しているでしょう。
一般的な車として考えれば、決して悪いとまでは言えない加速性能ですが、スポーツタイプということを考慮するとまだまだ改善の余地はあるはずです。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/driving/powerunit.html
2.0Lモデルは直噴エンジンですが、車両総重量が重くなっているので、やはり加速はややゆったりしたものに感じられます。
いずれのモデルでも、もう少しスムーズに加速してくれればという感じです。
加速性能にこだわりがある方は、この点を踏まえたうえでインプレッサスポーツを評価する必要がありそうです。
試乗して加速性能を確かめてみよう
加速性能を実際に感じるのであれば、試乗するのがベストな方法です。
評価としては良くありませんが、自分で走行してみれば充分な性能を持っていると感じる可能性もあります。
できれば試乗してみて、加速性能を体感してみましょう。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
アクセルを踏み込んだ時、反応が鈍い印象を受けます。
その反応の鈍さがどのくらいなのか、体感することも大切です。
特に車の買い替えを検討している方は、今乗っている車と比較してどうかも重要なポイントです。
今の車よりも加速性能が悪いと感じれば、今後の運転で大きなストレスになるかもしれません。
速度が安定すれば良い走りをしてくれるインプレッサスポーツですが、加速している間は若干の性能の低さが目立ちます。
このあたりの感覚は実際に運転してみないとわからない点も多いので、試乗はとても大切です。
スペックなど、カタログで確認できる項目のチェックが終わったら、試乗して具体的な走りを確かめましょう。
インプレッサスポーツのスペック情報・加速性能や乗り心地まとめ
インプレッサスポーツのスペック情報から、加速性能・乗り心地をそれぞれ見てきました。
スポーツワゴンのスペックとして見ると、エンジン性能は若干の不満が残る結果となっています。
加速性能もエンジン性能が反映されていて、反応の鈍さが感じられます。
その他の走行性能は特に問題ないので、加速性能さえ改善されればより素晴らしい車になるでしょう。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
乗り心地に関してはとても快適で、振動も少なく広い車内でゆったりと運転が楽しめます。
ファミリーカーとしても利用できるだけの居住性があり、幅広い用途で使えるでしょう。
インパネの見にくさが短所と言えば短所ですが、それほど気になるレベルでもありません。
エンジン性能と加速性能以外は、高いレベルでまとまっているという印象です。
車選びではチェックすべきポイントがたくさんあります。
どれも重要な情報ばかりですので、1つ1つの情報を正確に調べ、整理しておきましょう。
そうすることで車の本当の姿が見えてきて、自分に最適な車がどれかもわかるようになります。
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html